ウェルビーイング思考

副腎疲労症候群からの回復と善き日常を目指す記録

闘病から丸2年…副腎疲労症候群はどの程度良くなったかー完治は?

いろいろあって長らく更新できていませんでしたが、久しぶりに投稿します。この8月で、副腎疲労症候群でダウンしてからちょうど2年になりました。

今回の記事では、2年間治療に取り組んできてどの程度良くなったのか?について書きたいと思います。

その後の環境変化

  • 一向に出勤ができる体調に戻らず休職が続いていたので、在宅勤務の仕事に移った→今のところ在宅なら何とか働けている
  • 川本療法を始めた→現時点で8カ月目くらい。川本療法を始めてからかなり症状改善しました。

2018年8月時点の体調の詳細:「改善はしているが、残念ながら完治せず」

「副腎疲労症候群の自覚症状とは?」に書いた自覚症状は、2年後の今以下のようになっています。

  • ◯:治った
  • △:治っていないが改善はしている
  • ×:まったく変わらず
  • 肩、首のコリ、腰痛(その後数年にわたり、定期的に鍼治療や整骨院、カイロプラクティックなどに通うが、まったく良くならず)

×まだあります。結構つらいです。

  • 緊張性頭痛(ドクンドクンと、脈に合わせて痛む頭痛。頭の左側)

△たまにですかね。以前よりはだいぶ頻度は減りました。

  • 便秘と下痢を繰り返す、ガスが酷く臭う(硫黄臭)などの、過敏性腸症候群的症状

△一時期はほぼ完治していて、毎朝健康的な便が出て夢のようだったのですが、2カ月くらい前から症状がぶり返しました...。最近は下痢続きです。

  • 免疫力の低下を感じ始める。風邪を引きやすくなる、風邪なのに症状が妙に悪化する(39度の熱が1週間近く続くなど)、風邪がなかなか治らない(熱が下がった後、ほぼ確実に蓄膿症になり、完治まで1〜2カ月かかる)
  • 免疫力の低下をさらに痛感する。子どもの病気をことごとくもらう(おたふく、手足口病、ノロウイルス、ロタウイルスなど、子どもがなればほぼ100%もらってダウンする。しかも症状は子どもより悪化する)

△こちらはかなり改善した印象。以前ほどは風邪を引かなくなりましたね。

  • カフェインが突然ダメになる(昼間にコーヒーを飲むと夜不眠症状に。コーヒーをやめる)

×カフェインは相変わらずダメです...調子こいて飲むと夜眠れません。

  • カフェインを抜いても不眠症状が出る(ほとんどが早期覚醒か中途覚醒。寝付けるが、夜中の1時〜4時頃に目が醒めてしまい、朝まで眠れないか、早朝に寝る)

◯こちらは朗報。不眠症状はほぼ完治しました。よく眠れています。本当に嬉しい...。ただ、よく眠れても疲労感が抜けないのは相変わらず...。

  • 動悸(断続的に)

◯これも最近気にならないので、治ったかも?

  • 体重減少(57kg程度あった体重が徐々に減っていき、最終的には49kg前後に。ロタウイルスなどの急性胃腸炎の影響もあり)

×体重はさらに減り、47kgくらいですね...川本先生曰く、体重が戻るのは最後(他の症状が良くなってから)だそうです。

  • 異常な全身倦怠感、異常な疲れやすさ(ふとんからまったく起き上がれない、トイレに起き上がるだけで精一杯、つたい歩きでないと歩けない)

△この症状に一番悩まされています…少しずつ良くなってきていたのですが、2週間前くらいに再発し、1週間程度寝たきり状態になりました...。寝たきり状態からは抜け出しましたが、まだ不穏な感じですね。

平常時も、やっぱりだるさはそれなりに残っていて、数時間の外出は週に2、3回が限度という感じです。2年前は寝たきり状態が何カ月も続いていたことを考えると、大きな進歩ではありますが…。

  • 耳鳴り(ライヴ後にキーンとなるような耳鳴りが続く。静かな場所ではかなり気になる)

×変わらずです。なるべく気にしないようにしているのでそんなに普段気になるわけではありませんが...。

  • 息苦しさ

◯ほぼ無いと思います。

  • 若干のうつ的症状(やる気が出ない、イライラするなど。ただし、本当に若干。心療内科でうつ病ではないと診断された)

△ほとんど無いですが、仕事でうまくいかなかったりすると落ち込んだりはしますね。

  • 左あばらの下の方から左脇腹にかけて、左背中の痛み(場所的には副腎や腎臓があるあたりの痛み)

×あります。まあ、副腎がまだ悪いので仕方ない感じですかね...。

  • 重度の副腎疲労(最も重いレベル)

△今年の春頃に、いつも見ていただいているフィシオエナジェティックの先生に「副腎疲労症候群のレベルを脱した」と言われましたが、仕事を再開したこともあり、また逆戻りしている感じです...。

この先生にも川本療法でも言われていますが、結局、ミトコンドリアでエネルギーをうまく作れない状態が続いているそうで、仕事などでエネルギーを多く使うと、枯渇して異常な疲労感が出てしまったりするそうです。

  • 腸内カンジダ・リーキーガット症候群(そういえば人間ドックの胃カメラの結果、食道カンジダと言われていた…)

△カンジダ菌の異常繁殖状態は脱しているはずですが、下痢症状がここ2カ月ほど続いているので、まだまだですね。

  • 遅発性フードアレルギー(私の場合、小麦、乳製品、砂糖、卵、大豆製品が×)

×目下食事制限継続中です。ただ、川本療法で「自然糖は摂った方が良い。細胞内でエネルギー代謝が起こりやすくなる」とアドバイスいただき、黒糖はすごく食べています。

→参考:副腎疲労症候群への対応:低エネルギー状態について

  • 重金属の蓄積

△サプリメントによる解毒継続中です。

  • 硫黄不耐性(食品に含まれる硫黄成分が原因で、さまざまな症状が起きる)

△最近そこまで意識はしていませんが、まだ症状は残っている印象。

まとめ

この記事では、副腎疲労症候群になって2年経ち、どの程度症状が改善したのかについて紹介しました。 完治には至らず、症状と付き合いながら日々何とか生活している感じです。

何か参考になりそうな情報があれば&気が向いたら、また何か書いてみたいと思います。