ウェルビーイング思考

副腎疲労症候群からの回復と善き日常を目指す記録

副腎疲労症候群が再発...慢性疲労症候群の疑いも

今回の記事では、残念ながら、副腎疲労症候群の再発について書きたいと思います。

副腎疲労症候群で休職して1年...ようやく職場に復帰しました。が、何日か出勤したところで、症状が再発しダウンしてしまいました...。全身の極度の疲労感、倦怠感で、身体が動かない...トイレに行くのにも、つたい歩きやハイハイで行っているような状態。外出なんてとても無理!そんな状態が半月程度続いています...。

身体が動かなくて、だるくてだるくて常に横になるしかない状態だと、心も荒み気味になります...。職場にまた迷惑かけてしまった、家族のお荷物になっているな、本当に治るのだろうか、こんな自分に生きている価値はあるのだろうか...などなど。

ここ数カ月、割と体調が落ち着いてきていたので、もう仕事に行っても大丈夫かな、と思っていたのですが、ここまで身体が動かなくなるとは...自分でも正直驚いています。

ただ、再発の心当たりはないわけではありません。考えられるのは以下の二つです。

  1. 心理的逆転
  2. 慢性疲労症候群

 1. 心理的逆転

1カ月ほど前に、いつもお世話になっているフィシオエナジェティックの整体院で、身体に心理的逆転の反応が出ている、と言われました。

心理的逆転とは、「「健康になりたい」と思っていても潜在意識は「健康になりたくない」という状態」だそうです。フィシオエナジェティック分野の概念のようで、心理学用語ではないようです。要は「身体がノー」と言っている状態ですね。

 

身体が「ノー」と言うとき―抑圧された感情の代価

身体が「ノー」と言うとき―抑圧された感情の代価

 

以下のページに、心理的逆転について解説が載っています。心理的逆転が起こる理由としては「記憶から消えているトラウマを思い出したくない」、「将来の自分が進むべき道が魂とズレがある」、「治ることのメリットより治ることのデメリットの方が多い」など、さまざまな理由があるそうです。

s.kansai-chiro.com

以下のページには、心理的逆転を解除する方法として、「タッピング」と「アファメーション」が紹介されています。通っている整体院でまさにこの方法を伝授され、日々やっていたのですが、心理的逆転の状態を解消しきれていなかったのかもしれません。

iwakurachiropractic.blog104.fc2.com

2. 慢性疲労症候群

慢性疲労症候群の疑いはずっと拭えずにいたのですが、首都圏にある専門の病院の予約が半年待ちだったり、ここ数カ月取り組んでいたフィシオエナジェティック・自律神経整体・ソマティック・エクスペリエンスの三本立ての対策に手応えを感じているところもあったため、診断せずにいました。しかし今回再発してしまったので、きちんと診断してもらうことにしました。

慢性疲労症候群は、『医者も知らないアドレナル・ファティーグ』に、関連のある疾患として取り上げられています。慢性疲労症候群にはたいてい「副腎機能の弱まりが関係している」、「アドレナル・ファティーグは、慢性疲労症候群や繊維筋痛、アルコール依存症などの症候群に先行して起こることが多い」と書かれています。

 

医者も知らないアドレナル・ファティーグ―疲労ストレスは撃退できる!

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慢性疲労症候群の専門病院は本当に少なく、どこも予約待ちのようですが、首都圏以外の病院のほうがまだ待ち期間が少なくすむようです。専門医は以下のページの情報が信頼できると思います。

actionforcfsjapan.com

ただ、結果的に慢性疲労症候群と診断されたとしても、治療法が確立されているわけではないので、結局は心理療法サプリメント、漢方など、これまでと似たような対策を続けるのだろうと思います。それでも、慢性疲労症候群と診断されたら、気持ち的には楽です...変な話ですが、自分の症状にきちんと病名を与えてもらえた安心感というのでしょうか。副腎疲労症候群の場合、心療内科で診断される病名とギャップがあるため、治療経過や状況を職場に伝えるときに何かと気を遣い、コミュニケーションがとにかく面倒なのですよね...。その上、どうしても代替医療頼りになってしまうため、医学的なエビデンスがない心理的な不安感というのが常につきまとってしまいます。

 

心理的逆転、慢性疲労症候群と二つの可能性を考えているところですが、単にまだ副腎疲労症候群が治っていなかっただけかもしれません。副腎疲労症候群の専門病院である宮澤医院のブログに、実は治っていなかったのに無理して、再発したと思い診察に訪れる患者さんが多いという内容の記事が載っています。私はそんなに無理したつもりはなかったのですが...。

rootcause.jp

ひとまずは、慢性疲労症候群かどうかきちんと診断してもらおうと思います。