副腎疲労症候群と食事 (1) 塩編
副腎疲労症候群の改善方法として広く知られているのは、食事制限や栄養療法です。どんな食事や栄養素を摂るべきかについては、副腎疲労症候群の専門病院のブログや本などで数多く紹介されています。
私は食事や栄養療法の専門家ではなく副腎疲労症候群の一患者に過ぎませんので、このブログでは食事関係のトピックをあえて取り上げてきませんでしたが、実際どのような食事・食材を摂っているのか、どんな点に気をつけているのかなどについて、もしかしたら参考になることもあるかもしれないと思い、以後シリーズ的に紹介していきたいと思います。
今回の記事では「塩」を取り上げます。
副腎疲労症候群の改善には塩(特に海塩)の摂取が不可欠
副腎疲労症候群の改善についての塩の重要性は、さまざまなところで言われています。『医者も知らないアドレナル・ファティーグ』には、塩について以下のように述べられています。
- アジソン病患者は食生活にナトリウム(塩)を取り入れることが有効であると知られてきた。(中略)塩は血圧を上昇させるだけでなく、細胞内でのナトリウム損失に関連する他の機能回復にも役立つため、アドレナル・ファティーグにおいても積極的に食生活に取り入れよう。つまり身体が「塩が欲しい」と思えば、塩を取ればよい。
- アドレナル・ファティーグにおいては、塩への強い欲求が起こるのは、十分なアルドステロンが不足することの直接の結果である。
- 海塩にはナトリウムに加えて微量のミネラルも含まれているため、食卓塩よりもよい選択肢である。
「塩への強い欲求が起こる」というのは私の身体の実感としても本当にそのとおりで、どんな料理でも、ついしょっぱくなるくらい塩をかけてしまうのですよね...。
医者も知らないアドレナル・ファティーグ―疲労ストレスは撃退できる!
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塩を選ぶときのポイント
塩を選ぶときのポイントは、原材料名が「海水」のみのものを選ぶことです。以下、私が日々摂っているオススメの塩です。参考までに。
南の極み
オーストラリア産の海塩です。おいしいですし、価格もリーズナブルで、一般的なスーパーでも置いてあることが多いです。オリーブオイルやごま油と混ぜたり、ドレッシングに使ったり、大活躍です。
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雪塩
宮古島の海水を使った海塩です。サラサラで粉末状なのが特徴。おかずにちょっと塩を加えたいときなどにサッと振りかけられるのが良いです。味もおいしい。一般的なスーパーでは置いてあったりなかったりします。成城石井などでは置いてあることが多い印象があります。
- 出版社/メーカー: パラダイスプラン
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まとめ
今回の記事では、副腎疲労症候群の改善に必要な海塩について紹介しました。さまざまな海塩を試してみて、ご自分のお気に入りの海塩をぜひ見つけてみてください。お気に入りが複数あると、使う塩をそのときの気分で変えられるのも心地よいものです。
今後も不定期ですが、油、リンゴ酢、醤油などなど、食事・食材関係のトピックを紹介していく予定です。